あけましておめでとうございます。
行政書士の野口です。昨年末が忙しく、投稿が年を越してからとなってしまいました。月日が過ぎていくのが年々早くなってきているように感じます。その反面、一日一日が充実してきているようにも感じています。今年は昨年より更に飛躍の年にしたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。
2022年最初の投稿は、私事ですが今年の目標を書きたいと思います。先の話になりますが今年の年末にこの投稿を読み返した時に目標達成できたかどうかを確認するために書きたいと思います。
今年一年の目標は主に3つを考えています。
相続人等への農地・森林活用支援
行政書士事務所立ち上げ立ち上げの時から主な業務と決めていた業務です。
行政書士事務所立ち上げ立ち上げの時から主な業務と決めていた業務で 、昨年に支援の形ができてきました。今年からは更にブラッシュアップさせていきながらより多くの相続人の方たちのため①事前調査②現況調査③活用手続き等を行っていきたいと思います。
農地・森林の届出義務の周知
農地や森林はを相続した場合、土地登記とは別に各種市町村の行政機関等へ届出を行わなければなりません。この届出を怠ると行政からの支援を受けることができず、相続人にとってデメリットしかありません。しかし、相続人の方や特に相続人の更に上の世代の方たちが届出を怠っているケースが多くあります。こういった問題を解消するため、農地・森林の届出義務の周知を進めていきたいと思います。
『相続土地国庫帰属法』 の注視
また、来年には『相続土地国庫帰属法』が施行されるため、本年度中に要綱などの運営方法が明らかになると思われます。この法律の内容により今後の相続人の方への支援方法も変わってくる可能性もありますので注視していきたいと思います。
農地・森林調査詳細のブラッシュアップ
農地や森林は時間とともに変化していきます。そのため現況の確認ももちろんですが、その後放置するとどうなるかを予測することも重要となります。その変化により活用方法も変わってしまいますので、その変化も含めた詳細をブラッシュアップしていきたいと思います。
農家の方へ放棄農地の利用斡旋支援
農地活用のため、必要な業務です。
昨年末より大阪府の若手農家さんと接する機会があり、実際の現場の話を聞かせて頂いております。その中で、隣地農地が放置されているという話を非常によく聞きます。しかし、他人の農地であるため自ら手入れや耕作することができないのが現状です。万一、他人の農地を許可なく耕作をしてしまうと『ヤミ耕作』となる恐れもあります。そのためしっかりとした手続きを行い放置された農地を利用できるよう斡旋していきたいと思っています。
斡旋とあわせて、放置農地を利用したいという農家さんへ手続き等代理を行っているということも周知していきたいと思っています。
農業ボランティア
これからは誰もが農業に関わる時代へ変わると考え『農業ボランティア』に参加しています。
先日、BSで放送された工藤阿須加さん出演の農業の新規就農についての番組を拝見しました。その時に30代・40代の農業新規就農者が少しずつ増えていることや、実際の農家さんの一日、新規就農するための金銭的な話など非常に興味深い内容でした。政府も今のところ田園都市構想を考えているそうなのでこれからの時代は農業と関わることが当たり前になっていくように考えています。
そう思っていたところ、2021年4月より大阪府の農政室ではじまった『農業ボランティア』を知り、昨年11月に参加させていただきました。参加させていただいたのは羽曳野市にあるいちじく農園さんです。
これまでいちご狩りなどの味覚狩りは行ったことがありましたが、そういった収穫時期ではなく、収穫が終わった後の農作業のボランティアを体験させていただき、11月参加の時は数時間だけでしたがそれでも農業の大変さを実感しました。収穫後の清掃や農地の整備、鉢をまとめたりと一般人は知らない農家さんの普段の農作業を体験させてもらったことは新鮮でもあり、どれだけ農家さんが丹精込めて作っているか少しだけでも感じることができました。こういった経験は今後も続けていきたいと思っています。
そのほかにも農業の知識も知ることができました。農作物の種類や露地・ハウス栽培、天候、その他さまざまな条件により栽培時期や期間、収穫時期などが異なるため、繁忙期、閑散期を知る必要があることに気づくことができました。何か話をするにしても農家さんの立場に立ってさまざまなことを考え、また農地等の問題をはじめ農家さんが困っていることの解決に少しでも協力できればと感じています。
今年は空いた時間は出来る限り農業ボランティアをしていきたいと思います。
最後に
以上が今年の私自身の目標3つです。この3つの目標を達成することを目指して動いていきながら、何事にも”トラ”われず、飛躍の年にしたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。